いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

婦人科での検査で、更年期の不調の原因がわかります

更年期の不調は様々な原因によって引き起こされます

 更年期(おおむね45~55歳の時期)の不調には、疲れやすさや肩こり、腰痛、頭痛、眼精疲労、のぼせ、ほてり、冷え、イライラ、うつ、不眠、関節痛など、いろいろなものがあります。こうした不調は、エストロゲンの急激な減少のほかに、加齢やストレス、疲労や別の病気などが原因で引き起こされることがあります。そのため、婦人科では、さまざまな検査を組み合わせて、更年期による不調かどうかを総合的に判断します。

 はじめて診察を受ける場合は、病院によっては、初診の診療時間が決まっているところもあります。事前に電話で確認しておきましょう。
 婦人科では問診票に必要事項を記入することから始まります。問診票には、たいていの場合、一番つらい症状、最終月経の開始日、本人や両親の年齢と病歴、服用中の薬、食事や運動などの生活習慣などについての質問事項がありますので、あらかじめメモをしておくとスムーズに記入できるでしょう。

 医師は問診票の回答を参考にしながら、いろいろな質問をし、必要があれば内診(膣とお腹の上から子宮、卵巣の状態を触診する)や超音波検査(子宮や卵巣の状態を観察する)、骨量測定(骨粗鬆層の有無を確認する)、血液検査(女性ホルモンの血中濃度を検査する)、細胞検査(子宮がんの検査をする)、乳房検査(乳がんの検査をする)などを行います。
 もし、人間ドックの結果や1か月分の基礎体温表があれば、参考になるので持参するとよいでしょう。診察及び検査後に診断がついた場合は、およそ1か月おきに通院し、経過を観察することが多いようです。必要があれば薬を処方し、生活指導を行います。

 問診の時間には限りがありますので、医師は女性ホルモンの分泌のメカニズムや、更年期障害の起こる原因などについて、詳しい説明をする時間を十分にとることができません。自分の知りたいことを聞き、医師と円滑なコミュニケーションをとり、医師とよい関係をつくっていくためにも、女性ホルモンや更年期の基礎知識を身につけておくとよいでしょう。更年期に関する本を1冊読んでおくと、専門用語に戸惑うこともなく、見通しも立ちやすくなるのでおすすめです。書店では女性の健康や美容に関するコーナーに置かれていることが多いようです。

 検査結果などをもとに「更年期障害」の診断がついたら、次は治療に進みます。更年期障害の治療には、おもに薬物療法(ホルモン補充療法や漢方薬など)と精神療法(カウンセリング)があります。
 わからないことや不安なこと、治療のリスクについては、医師に率直に質問しましょう。このときに、明瞭に答えてくれない、あるいは、威圧的な態度をとるような医師は、これから先、人生のパートナードクターとして、長くおつきあいできると医師とはいえません。ですので、不調が強くなる前に、定期検診を受けるなどして、自分にぴったり合う医師や病院を早めに見つけておきましょう。

 治療にはリスクが伴うことがありますので、「自分で選ぶ」という積極的な姿勢が大切です。治療方法を選ぶときは、「どの不調を一番やわらげたいのか」「この先、どんなふうに暮らしていきたいのか」などを明確にしておくと、医師も治療方法を決めやすいでしょう。

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