いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

更年期以降の女性が気をつけたい病気があります

高い病気リスクに対するの健康管理やストレスマネジメントは
一人で抱え込まずに専門家に早めに相談を!!

 女性ホルモンは、乳腺や子宮に作用して女性の身体を女性らしく育み、妊娠や出産の機能に深く関わるほかに、血管や皮膚など生殖とは関係のない臓器や組織にも作用して、女性の健康を保つために、重要な働きをしています。
 そのため、更年期(おおむね45~55歳の時期)以降、エストロゲンの分泌量が減少すると、これまで女性ホルモンによって機能していた臓器や組織にも、その影響があらわれることがあります。つまり、これまで考えてもみなかったような病気にかかるリスクが高くなるのです。

 例えば、エストロゲンには骨密度を保つ働きがあるため、エストロゲンの分泌量が減少すると、骨粗しょう症にかかりやすくなります。自覚症状がほとんどなく、骨折をしてはじめて気づく人も少なくありません。また、子宮筋腫も40代に多い病気です。エストロゲンの影響によって筋腫が大きくなる病気ですが、月経にともなう不快症状が強くあらわれることがあり、定期的に病院で検診を受けるほうがよいでしょう。そのほかに、子宮体がん、卵巣がん、乳がん、脳卒中、虚血性心疾患なども、エストロゲンの分泌量の減少と加齢の影響によって、リスクが上がるといわれています。

 また、エストロゲンの分泌量が減少するとストレスに弱くなり、感情をコントロールしにくくなるともいわれています。実際に更年期は、子どもの進学・就職、家族や自分の病気、親の介護、相続、老後の資金などの問題に伴うストレスも増える時期です。気持ちがふさぐことが増えたり、イライラがつのったり、家事ができなくなったり、人に会うのがつらくなったりしたときは、更年期に理解の深い病院や婦人科医と相談しながら、精神症状をやわらげる向精神薬やカウンセリングを利用するものひとつです。

 人生にはいろいろなことが起こりますが、ひとりで悩まないことが大切です。友人や家族、そして更年期に理解の深い病院や婦人科医とよい関係を築きながら、健康管理とストレスマネジメントにつなげていきましょう。

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