いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

今どきの結婚式事情、更年期の母親はどう臨む?

おめでたい反面、大変なことも増えるのが子どもの結婚

 更年期(おおむね45~55歳)は、女性を取り巻く環境が大きく変化する時期です。お子さんがいる方は、子どもとの関わり方、自分の役割が大きく変化する時期でもあります。
 妊娠、出産を経て、手のかかる時期の育児期間を過ごし、受験や進学、就職などのサポートが一段落した人の中には、子どもの結婚を控えている人もいるでしょう。
 子どもの結婚は、おめでたいことである反面、家族のありかたが大きく変化し、新しく出会う人や関わる人の数も増えますから、知らず知らずのうちに、ストレスや負担になることも増えています。そうした変化を楽しめる余裕があればよいのですが、更年期の不調が重なってつらいときは、無理をせずに休息を十分にとりながら、結納や顔合わせ、式当日に合わせて、少しずつ体調をチューンナップしていきましょう。
 式場との打ち合わせや来賓のピックアップ、子どものプロフィールビデオに使用する小さい頃の写真の準備などが思うように進まないときは、家族の誰かに代わってもらってもよいでしょう。
 また、不安感が強い場合は、自分の衣装や立ち居振る舞い方など、はじめてのことで気になる事が増えることも。そんなときは、ひとりで抱えずに信頼できる誰かに相談することも大切です。話すことは手放すことでもありますから、胸のつかえがとれたり、思い悩んでいたことが実はたいしたことではないと気づいたりするかもしれません。

結婚式や披露宴で気になる、親の負担はどれくらい?

 結婚情報サイトなどで紹介されている額面はさまざまですが、結婚式、披露宴、衣装代など、結婚式にかかる総費用は平均で300~400万程度が相場で、このうちの4分の1から5分の1ほどを、両家の親が折半して負担するのが一般的のようです。老後の資金も盤石で、子どもの結婚式の資金を捻出する余裕のある人は別として、これはなかなか大きな出費です。下に兄弟姉妹がいる場合は、学費がまだかかることも。世の中の先行きも不安な今、経済的な負担が大きなストレスとなることもありますので、自分たちがどれくらいの費用を負担できるのか、あらかじめ家族で話しておくとよいでしょう。
 しかし、高額な結婚式&披露宴を行う人がいる一方で、披露宴をやめて挙式だけにしたり、会費制の披露宴にしたり、家族・親族のみのアットホームな式にしたりするなど、自分たちらしい結婚式を望む人も増えています。費用も数十万円程度にまで抑えるケースも多いようです。上手に節約して、親の負担も少なくし、浮いたお金で新婚旅行の内容をグレードアップしたり、新生活の準備にあてたりするカップルも増えています。

衣装やアクセサリーは、レンタルを上手に活用して

 結婚式や披露宴当日の衣装やアクセサリーは、花嫁・花婿の両親であれば、それなりの服装が望まれます。黒留袖や色留袖、アフタヌーンドレスをはじめ、アクセサリーやバッグもレンタルできますから、式場でレンタルすれば、手間がかからずラクですし、インターネットのレンタルを利用すれば、リーズナブルに用意ができます。
 更年期は、ホットフラッシュや動悸などに見舞われる人も少なくありません。身体をきつく締める衣装が負担になりそうなときは、少し余裕のあるサイズを選んだり、通気性のよい生地を選んだりするのもおすすめ。また、式の途中で気分が悪くなった時のために、式場の人にすぐに出口に誘導してもらえるように配慮してもらえると安心です。

家族構成の変化は自分の役割の変化。子どもが独立したあとの喪失感にご注意を

 手塩にかけて育てた子どもが独立すれば、どうしようもない寂しさが押し寄せてくるのは、むしろあたりまえのことです。しかし、更年期はストレスに弱くなる時期でもありますから、そうした喪失感がいつまでも続く場合は注意が必要です。
 夫との関係がうまくいっていない場合は、知らぬ間に子どもが心のよりどころになっていることがあります。子どもが巣立っても人生は続きます。日本女性の平均寿命は86歳ですから、更年期に子どもが独立した場合は、そのあと、育児に追われない生活を30年近く過ごすことになるのです。
 子どもだけが生きがいになっていると、喪失感にさいなまれて気持ちが塞ぎやすくなります。少しずつ子離れができるように、また、夫と向き合う暮らしがどんなふうになるのか、早めに心づもりをしておきましょう。そして、「今」だけでなく、「これから」を見据えて、できれば子どもがそばにいるうちから、自分らしいライフスタイルや趣味などを探しておくといいですね。

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