いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

大豆・大豆製品は、更年期女性の強い味方です

大豆・大豆製品には、さまざまな栄養素が含まれています

 たんぱく質は、血液や筋肉、ホルモンなどの材料になる栄養素ですが、大豆は「畑の肉」と言われるほど、植物性たんぱく質が豊かです。大豆のたんぱく質は必須アミノ酸のほか、丈夫な骨を作るカルシウム、赤血球を作り貧血を予防する鉄、疲労回復に役立つビタミンB1・ビタミンB2、お腹の調子を整えるオリゴ糖、食物繊維などを豊かに含みます。大豆の小さな一粒には、さまざまな栄養素が凝縮されているのです。

大豆イソフラボンは身体の中で大豆イソフラボンアグリコンに変化します

 栄養の優等生・大豆は、更年期に注目したい食材でもあります。
 更年期(おおむね45~55歳)は、女性ホルモンの分泌量が急激に減少するため、そのことをきっかけに自律神経のバランスが乱れて、更年期症状があらわれやすくなります。

 大豆の胚芽に多く含まれる大豆イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと化学構造式がよく似ており、体内でエストロゲンに似た働きをすることが期待されています。植物性エストロゲンとも呼ばれ、更年期の不調をやわらげる食材として注目を集めています。

 大豆イソフラボンは、私たちの体内でその形を変え、大豆イソフラボンアグリコンに変化します。大豆や大豆製品に含まれる大豆イソフラボンは、糖が結合した形をしていますが、腸内細菌によって糖の部分が切り離され、大豆イソフラボンアグリコンという糖のない形に変化すると、腸管から体内に吸収され、エストロゲンに似た働きをすると言われています。

どんな料理にも合う大豆。組み合わせやすい大豆製品

 古くから日本で親しまれてきた大豆は、みそやしょうゆの原料としてもおなじみです。ただ、大豆そのものを食べたい時、乾燥大豆から調理しようとすると時間がかかるのが悩ましいところ。大豆を食べたいけれど時間がない……、そんな時は、水煮やドライパックを使うと手軽です。
 例えば、炊いたごはんに水煮やドライパックを混ぜれば、それだけで必須アミノ酸を補うことになり、栄養価がアップします。また、バターソテーにすれば、付け合わせに早変わり。煮物やスープ、カレーの具材にもぴったりです。卵焼きやハンバーグに混ぜて焼くと食べごたえも出ます。
 大豆製品の種類も豊富で、納豆、豆腐、厚揚げ、湯葉、高野豆腐、おから、豆乳など、どれもみな、スーパーで手に入りやすいものばかり。納豆を一品添えたり、豆乳をプラスしたりするだけなら、忙しい人でも続けられそうです。

 とはいえ、極端に大豆や大豆製品を摂りすぎたり、肉や魚などの動物性たんぱく質を控えたりするのは考えもの。五大栄養素(たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)をまんべんなく摂りながら、更年期に不足しがちな栄養素を、日々の食事でおいしくプラスしていきましょう。
 大豆イソフラボンを食事で摂ることが難しい時は、サプリメントを利用するものおすすめです。栄養豊かな大豆料理を上手に食べて、更年期を元気に乗り切りましょう。

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