いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

コラーゲンに着目したエイジングケアで しなやかな身体やピンとしたハリ肌をキープしましょう!

コラーゲンは全身に分布して、美容と健康を支えています

 身体を構成するたんぱく質の中で、およそ3割を占めるのがコラーゲンです。コラーゲンは、ほぼ全身に分布し、皮膚や血管、骨、腱、髪など、弾力性やしなやかさが必要とされる組織に含まれています。

 女性にとって身近なコラーゲンといえば、顔のハリや弾力を連想することが多いのではないでしょうか? 
 繊維状のたんぱく質であるコラーゲンは、肌の内側の真皮層というところに多く存在し、ゴムのように伸縮する弾力繊維のエラスチンによって、しっかりと束ねられています。そして、ヒアルロン酸などの保湿成分が、コラーゲンとエラスチンの間を隙間なく満たしています。これによって、肌のハリや弾力は保たれているのです。

 コラーゲンは、体内で分解と産生を繰り返していますが、加齢や紫外線などの影響で生み出す力が衰えたり、質が変化(しなやかさをなくすなど)したりします。
 また、不規則な生活や偏った食生活、過度なストレスなど、身体が酸化するような生活によってもダメージを受けるといわれています。

 そしてもうひとつ、実は女性ホルモンの減少によっても、コラーゲンは減少してしまうのです。
 女性ホルモンのエストロゲンは、女性の健康を守り、心身のバランスを保つ重要な働きをしていますが、体内の組織の弾力を保つ働きもあるため、更年期(おおむね45~55歳)を迎えると、エストロゲンの急激な減少の影響を受けて、コラーゲンも衰えてしまいます。

 前述したようにコラーゲンは、全身に分布していますので、コラーゲンが減少すると、顔にシワやたるみが増えるといった美容面だけでなく、血管や骨がしなやかさをなくし、これまで意識しなかったような病気にもかかりやすくなります。

更年期の不調に負けず、保湿ケアをしっかり行いましょう

 更年期の女性は多方面から必要とされて忙しく、自分の肌のお手入れが思うようにできないことがあります。また、更年期症状の不調によって、スキンケアをしたいという気力が湧かないこともあるかもしれません。だからといって、保湿ケアをしないままでいるのは考えものです。

 なぜなら、肌表面にある角層の水分が損なわれてキメが乱れると、乾燥が一気に進み、真皮層のコラーゲンにも大きな負担をかけてしまうからです。

 一度深く刻まれてしまったシワやたるみは、簡単には元に戻せません。
 そうならないためにも、日々のスキンケアで肌が乾燥しないように心がけることが大切です。時間がない人は、オールインワンタイプの化粧品などを利用するのもひとつです。

肌を乾燥させる紫外線は、〝絶対浴びない″くらいの気持ちで

 紫外線は、肌のハリや弾力を支えるコラーゲンにダメージを与えて、シワやたるみの原因を作ります。
 実は、紫外線は雨の日も曇りの日も降り注いでいます。
 気象庁のホームページによると、紫外線の量は快晴の時と比較して、うす曇りの日は約80~90%、曇りの日は約60%、雨の日は約30%の量になるとのこと。また、秋や冬も紫外線は降り注いでいます。
 つまり、強い日差しの日や夏だけでなく、一年を通じたUVケアが必要なのです。

 でも、更年期には、熱くもないのに上半身や顔がカーッとのぼせるホットフラッシュの症状を感じる人が少なくありません。体温が上がることで角層の水分が蒸発して肌が乾燥しやすくなることに加え、せっかく塗ったUVクリームが汗で流れてしまうことも……。

 そんなときは、帰宅後のお手入れでカバーしてみましょう。
日焼けによるシミやソバカスを防ぐ美白化粧品をつけたり、保湿ケアを充実させたりして、日中受けた紫外線ダメージの影響をできるだけ小さくするお手入れをプラスしましょう。

食生活では、分子の小さなコラーゲンペプチドに注目を

 更年期以降に骨粗鬆症にかかりやすくなることは、広く知られるようになりました。
 女性ホルモンのエストロゲンには骨密度を保つ働きがあり、コラーゲンには骨をしなやかに保つ働きがありますので、これらが減少する更年期以降には骨粗しょう症にかかりやすくなるのです。

 骨はカルシウムだけでできているのではなく、全体のおよそ4分の1はコラーゲンでできています。コンクリートのビルに例えると、鉄筋がコラーゲン、コンクリートがカルシウムにあたります。

 食生活では、カルシウム豊富な乳製品や大豆製品を積極的に食べながら、コラーゲン豊富な食材も食べましょう。骨が強くなるだけでなく、お肌のハリや弾力、保湿力キープも期待できます。

 コラーゲンは、鶏手羽先、鶏もも肉、豚レバー、牛スジ肉、サケ、ウナギ、チリメンジャコ、イカなどに豊富です。その時、コラーゲンの生成を助けるビタミンCと一緒に食べるとより効果的です。ビタミンCが豊富な食材には、パプリカ、ピーマン、ゴーヤ、ブロッコリー、レモン、キウイフルーツ、いちごなどがあります。

 また、「コラーゲンペプチド」配合のサプリメントを利用するのもひとつです。
コラーゲンペプチドは、コラーゲンを酵素などで低分子化(小さく)し、消化吸収しやすく加工したものです。低分子化していることで体内への吸収が早いという利点も期待できます。

 日々のスキンケアや規則正しい生活、偏りの少ない食事に加え、適度な運動をしながら、コラーゲンが衰えるスピードをうんと遅くして、更年期も更年期以降も、しなやかな身体とピンとしたハリ肌を保ちましょう!

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