いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

冬はかくれ脱水にご用心!

こまめな水分補給を心がけましょう

脱水は夏に起こるものと思いがちですが、実は一年を通して起こる可能性があります。

自然な呼吸や排せつによって、からだの水分は1日に2.5~3リットルほど失われているといわれています。

夏は気温や湿度が高く、汗も大量にかきますので、自然に水分補給を意識します。
一方、冬は気温が低く湿度も低いまま。汗こそかかないものの、乾燥した空気に接して肌の水分が奪われやすいのです。しかも、汗をかかずのども乾かないこともあり、つい水分補給を怠ってしまいがちになります。

また、年齢を重ねると、体内の水分量そのものが減少します。加えて、更年期(おおむね45~55歳)は、多忙だったり体調の悪さに気をとられがちだったりするため、水分補給にまで気が回らなくなりがちです。意識して水分を摂ることを心がけましょう。

水分補給のコツは、のどが乾く前に少しずつこまめに飲むことです。時間を決めて水分をとる習慣をもつようにするのもおすすめです。
デスクワークや座っていることが多い人は、水分を補給するついでに、30分から1時間に一度は立ち上がったり歩いたりしてすることもプラスしてみましょう。足の筋肉を動かすことで足にたまった血液を心臓のほうへ押し上げて、血流もよくなります。

また、残量がわかるタイプのウォーターボトルや水筒を利用すれば、携帯しやすく、自分がどれくらい水分補給しているのかも把握しやすくなります。

2月は一年のうちでもっとも寒い時季ですが、外出時にトイレが近くならないように水分補給を控えるのは禁物です。事前にトイレの場所を調べておくなどして供えておけば、安心して水分補給ができます。

おいしく食べて血液サラサラを心がけて

からだの中で脱水が起こると、血液の濃度が上がります。そのため血液がドロドロの状態になりやすく、脳卒中(脳の血管が詰まったり、破れたりする病気)につながることがあります。ふだんから血液をサラサラにする工夫をすることが大切です。

血液をサラサラにする方法のひとつに食事があります。こまめな水分補給と併せて、
五大栄養素をまんべんなくとることを基本に、血栓ができにくくしたり、コレステロール値を下げたりする食材を積極的に採り入れましょう。

納豆(ナットウキナーゼ)、緑黄色野菜(ビタミンE、ビタミンC、食物繊維)、イワシやサバなどの青魚(DHAとEPA)、緑茶(カテキン)、海草(食物繊維)、お酢(クエン酸)、玉ねぎ・ニンニク(アリシン)などは、血液をサラサラにする効果が期待できる食材(成分)として知られています。

血液をサラサラにする食材を使っても、塩分が多いと血管に負担をかけてしまいます。だしや発酵食品、上質なオイル、お酢など、旨味のあるものと組み合わせて、塩分をとり過ぎないように工夫することも大切です。

また更年期には、更年期症状によって食欲が落ちたり、倦怠感にさいなまれたりして、思うように料理ができないことがあります。そんなときは、上記の食材でできたお惣菜を購入したり、食事の補完としてサプリメントを利用したりするのもおすすめです。

更年期以降は、動脈硬化に気をつけましょう

動脈硬化とは、加齢などの影響を受けて、血管が狭くなったり、傷ついたり、硬くなったりして、血液が流れにくくなる状態のことをいいます。

女性ホルモンのエストロゲンには、肌や血管、内臓も踏めて、からだのみずみずしさや柔らかさを保つ働きがあります。また、コレステロールの増加を抑えたり、血圧を上げにくくしたりする働きもあります。

そのため、更年期を迎えてエストロゲンが減少すると、それまで女性の健康を守ってきた働きが低下し、動脈硬化を起こしやすくなるといわれています。

日常生活では、喫煙や肥満、ストレス、過労、運動不足なども、血液をドロドロにする要因となります。心当たりがある場合は、早めに見直すことが必要です。

脳や血管の様子は外からではわかりませんし、症状が出るまでは静かに進行するため、サイレントキラーとも呼ばれます。医療技術が向上し死亡率は減少傾向にありますが、後遺症によって、それまでの生活が大きく変わることもあります。

対処が早いほど、大きな病気を防ぐことができますので、更年期を迎えたら、定期的に婦人科の定期健診と併せて、血管年齢検査や脳ドックなどを受けて、血管の状態を把握するようにしましょう。

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