いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

毎朝スッキリしていますか? 快腸生活のススメ。

元気や美肌のカギは腸内環境が握っている!?

腸の中には、約1000兆個の腸内細菌が住み、それぞれ種類別に集まっています。その様子がお花畑に似ていることから腸内フローラとも呼ばれています。

腸は食べたものを消化・吸収するところですが、実はそれだけにとどまりません。腸内には免疫細胞が多く集まっており、体内に侵入した病原菌やウィルスなどに対抗して、からだを守っているのです(免疫機能)。

腸の中には、善玉菌、悪玉菌、そして日和見菌が一定の割合で存在していますが、腸内環境のバランスに影響を与えるのは、日和見菌だといわれています。

なぜなら日和見菌は、その時の生活習慣や食事の内容、ストレスの強さなどによって、善玉菌に味方したり、悪玉菌についたりするからです。

善玉菌が優勢だと、腸の中では発酵が起こり、からだに良い影響が現れます。例えば、排便がスムーズになる、免疫力が上がる、代謝が良くなる、美肌になるなどです。
一方、悪玉菌が増えて腸の中で腐敗が起こると、からだには悪い影響が現れます。例えば、排便が滞る、免疫力が低下する、太りやすくなる、肌荒れするなどです。

つまり、日和見菌が善玉菌を応援するような、生活習慣、食事の内容、ストレスコントロールが元気や美肌のカギになるのです。

更年期は腸の働きが低下しやすい時期です

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」があり、この二つがバランスをとりながら働くことで、消化をしたり、心臓を動かしたり、呼吸をしたり、汗をかいたりしています。

食欲不振や消化機能の低下は、更年期(おおむね45~55歳)に訴えの多いもののひとつです。
腸は自律神経の「副交感神経」が優位になると活発に働きますが、更年期は、女性ホルモン・エストロゲンの分泌量が急激に減少するため、自律神経のバランスが一時的に大きく乱れ、腸の不調が現れやすくなるのです。

また、子育てをしている人は、子どもの進学や就職、それにまつわる教育費のことなどでも頭を悩ませます。家族が病気で倒れたり、自分自身にも病気が見つかったりすることもあるかもしれません。仕事をしている人は、職場の人間関係の悪化や異動、リストラ、減給などに悩まされることもあるでしょう。

更年期には女性ホルモンの分泌量の変化に加え、予想もしていなかったような大きな出来事が次から次へと起こりることがあるため、自律神経のバランスの乱れに拍車がかかりやすいのです。

規則正しい生活は、自律神経のバランスに好影響

主に、交感神経は日中優位になり、副交感神経は夜間に優位になります。日中は活動的に、夜はリラックスをして過ごすことが大切です。

<睡眠>
例えば、家事や仕事などで、深夜まで起きていたり、睡眠不足が続いたりすると、緊張やストレスで交感神経が優位になり過ぎ、腸の働きを促す副交感神経が働きにくくなります。夜は早めに眠るように心がけましょう。

<食事>
腸に定期的に刺激を与えるためにも、1日3回、できるだけ決まった時間に食事をしましょう。冷たいものよりも温かいもののほうが、副交感神経が優位になりやすくなります。みそ汁やスープなど、温かいものを1品プラスしましょう。

日々の食事で、善玉菌の働きを応援する発酵食を積極的に摂るのもおすすめです。
ぬか漬けやみそ、納豆、麹、鰹節、干物などは、日本人にはなじみの深い食べ物です。
発酵することでおいしくなり、栄養価もアップします。ヨーグルトや甘酒なども発酵食ですので、おやつに食べるのもいいでしょう。

更年期の不調で、朝、食欲が湧かないという人は、バナナを一口だけでも食べるようしてみましょう。発酵食のヨーグルトにカットしたバナナを入れれば、食物繊維、ビタミン、ミネラル、乳酸菌が同時に摂れます。
<運動>
適度な運動も腸を刺激するのでおすすめです。運動には更年期の不調を和らげる効果も期待できます。リズミカルに歩くウォーキングは腸への刺激になるだけでなく、外を歩くことでリラックスし、ストレスも軽減するので、副交感神経が優位に働きやすくなります。無理なく生活に取り入れやすい運動を、毎日の習慣にしましょう。

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