40歳からのわたしの“輝き”体験談

若い頃と同じペースでは続かないと
悟ったことが大きな収穫でした

名前
梶谷砂里 さん
年齢
43歳
職業
デザイナー
自覚した症状
イライラ・怒りっぽい 疲労感・倦怠感・無気力 不安・気分の落ち込み・うつ 肩こり・腰痛 眼精疲労・老眼・ドライアイ

できるはずの仕事にどうしても立ち向かえない自分がいた

 会社から独立してフリーになって6年ほど。グラフィックデザインの仕事をしています。1日中、パソコンの前に座っていることもあり、眼精疲労やドライアイ、肩こりはもう、職業病のようなものですね。
 しかし、やはり年齢によるものなのか、2年ほど前からは、さらにしんどくなってきたような気がします。とくに目の疲れが気になります。普段はコンタクトレンズを着けていますが、根を詰めて作業をしていると、画面がぼやけて見えにくくなることがあるのです。
 体重も、30歳のときから10kgも増え、それにしたがってコレステロールの数値も高くなってきたので心配です。何か運動をしたほうがいいとは思っているのですが、日々の忙しさに追われて、なかなかできないのが悩みです。“家でもできることを!”と考え、購入したフィットネス系のDVDの数だけが増えています(笑)。
 40歳を過ぎて、体力がなくなってきたのは、とても痛感しています。
 1年半ほど前、ちょっと大きな仕事を引き受けたのです。プレッシャーを感じて少し気負っていたのは確かだと思うのですが、なかなか手がつけられず、納期に間に合わなくなりそうでした。以前の私ならそんなことはなかったのに、なぜかどうしてもやる気が起きなくて、あせればあせるほど向き合えないのです。とうとう夢の中でまでその仕事のことを考えるほど追い詰められました。毎日、不安になって、気分が落ち込み、とてもつらかったですね。

不調に早く気がつけば、早めに対処できて、大事に至らない

 その経験から学んだことは、「無理をしない」ということでしょうか。いつまでも若い頃と同じようなペースで働くわけにはいかないということを自分で認めることができたのはよかったと思います。つい、限界を超えても無理をしたり、つらくてもガマンをしたりして頑張ってしまうのですが、気力はあっても体力がついていかなければ結局、どこかで破綻してしまいます。
 自分をもっと大切にして、不調に早めに気づくことができれば、早く対処することもできます。そうやって少しずつ、自分とのつきあい方を変えていこうと思っています。
 一人で仕事をしていると不安になったり、落ち込んだりもしがちです。そんなときに話を聞いてくれる家族や友人の存在にもとても助けられています。
 以前の私なら、仕事が忙しいときに歯が痛くなったとしても、ついガマンしてしまい、歯医者さんに行くのは後回しにしていたと思うのです。でも、その結果、さらに歯が痛くなって、結局、仕事に支障をきたして迷惑をかけてしまうかもしれません。今の私はそれがわかっているので、とにかくすぐに歯医者さんに駆け込むかな(笑)。
 長年仕事が趣味みたいな生活でしたが、最近、三味線を習い始めました。あらためて仕事と家事だけでない時間を持つことが生活のバランスを取る上でも大切だと実感しています。これからは、自分の身体や心の声に耳を傾けていたわりながら、仕事もプライベートも充実した人生を送っていきたいと思います。

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