突然起こる、更年期のひどい頭痛。私なりの対処法【体験談】

サチコ（44歳）

44歳になり、体の不調はいろいろありますが、なかでも困っているのが突然の頭痛です。あまりに頻繁に起こるので、頭痛はいつなりやすいのか、どうすれば回復できるのかを分析してみると、解決方法が見えてきました。家事をやめて横になり、とにかく休むこと。それには家族の協力が不可欠でした。

ひょっとして遺伝？突然起こる頭痛

37歳で息子を出産後、疲れやすくなった気はしていました。それが40代に入ると、不調のオンパレード！生理前のイライラ、高血圧、老眼、そして頭痛です。

夕方になると突然頭がズキズキ痛み出すので、とりあえず鎮痛剤を飲んでごまかしていましたが、何度も何度も痛くなるとさすがに不安になります。生理痛？血圧？片頭痛？それとも何か別の病気が隠れていたらどうしよう…！心配になるものの、翌日になると痛みが治まっているので病院に行くまでには至りませんでした。

母に相談してみると、母も更年期に差しかかった時期によく頭痛に悩んでいたのだと教えてくれました。そういえば、つらそうな母を見て、子ども心にすごく心配になった記憶があります。私の頭痛は、母のそんな体質を受け継いでいるのかもしれません。

頭痛はいつ起こるのか、分析から見えてきた傾向とは

この頭痛はどんなときに起こるのだろう。私はどうにかして頭痛のサイクルを突き止めたくなりました。そこで頭痛の起こったタイミングや行動を振り返ると、休日の外出から帰った夕方に頭痛が集中しているようです。お出かけから帰宅して、洗濯物を取り込み、お風呂を沸かして…と、バタバタと家事をしているときに頭が痛くなります。しかも不定期に。

・頭痛は外出した日の夕暮れに起きる
・特に屋外にいる時間の長かった日に起こりがちである

頭痛が起こりやすいパターンが見えると、急に頭痛がしたらどうしよう、という漠然とした不安はなくなりました。

「こうすれば頭痛を改善できる」自分なりの対処法

また試行錯誤の結果、頭痛が起きた後、どうすれば痛みを和らげることができるのかという対処法も見えてきました。

・目を閉じるといくらか痛みが治まる
・痛みが出たら、30分程度横になっていると改善する
・眠れば翌日にはスッキリと痛みがとれている

そこで家族に不調と対策を話したら、理解してくれたので一歩前進。頭痛が起きたら家事を全部後回しにし、横になっている間は子どもにはテレビを見せておくことに。家族も私が横になっているときはそっとしておいてくれますし、家事を手伝ってくれるようにもなりました。 回復方法が見つかれば突発的な頭痛も怖くなくなります。ストレスもいくらか和らいだ気がします。

更年期に起こる不調は仕方ない。家族の協力で乗り切る！

40代になってからというもの、年齢に合わせていろいろな更年期症状が起こるようになりました。でも今はまだ更年期の入り口で、年齢的にはこれからの変化のほうがもっと大きいのかもしれません。老いからくる体調の変化をコントロールするのは難しいですし、我慢して自分一人で抱え込むと、かえって周りを心配させてしまうこともあります。

だから私は、家族や周囲の人にはつらい気持ちや症状をきちんと伝えることが大事だと思っています。家族には一番迷惑をかけてしまいますが、この際あまり深刻になりすぎず、家族に協力してもらいながら甘えられるところは甘えて、自分の体調変化を乗り切っていきたいです。

サチコ（44歳）
7歳の男の子を持つワーママ。家事は苦手で仕事のほうが好き。海外旅行が大好きなのに、ここ数年はどこへも行けていない。去年の春に大学院に社会人入学し、現在は学業と仕事を両立。
<ワタシのセルフケア>　週イチの整体通いを1年半続けている。