眼精疲労・老眼・ドライアイ

ドライアイの対策に目薬をさす女性

更年期の目の疲れ、乾き、老眼…
目の不調はなぜ起こる?

ドライアイは更年期の時期に多い目の不快症状の1つです。目が乾く、目が疲れやすい、目に違和感があるなどの症状があらわれます。涙の量は、加齢やパソコンやテレビ画面の凝視(まばたきの回数の減少)・夜更かし・ストレスなどによって減少します。パソコンと同時にスマホを見る時間が増えている現代の女性は、特に注意が必要です。

 

眼精疲労は、更年期の年代になり眼球を支えている筋肉が衰えることで起こりやすくなります。また、年齢と共に水晶体がかたくなることで、なかなかピントの調節がうまくいかなくなってしまい近くのものが見えにくくなる老眼も、30代からじわじわと進行し40代で顕著になる人が多いので、更年期は目のトラブルが重なって起こるように感じられるのです。

 

◆自己判断だけに頼らず、医師に相談を

目の乾燥や痛みは、自己免疫疾患であるシェーグレン症候群や緑内障などの病気が隠れている場合があるので、注意が必要です。見え方や目に違和感があるときは、早めに眼科を受診しましょう。

 

更年期症状の予防と対策

眼精疲労・老眼・ドライアイの
予防と対策

視力に合う眼鏡をつくる

「老眼」と聞くと急に歳をとったようで、ショックを受ける人もいます。しかし、放っておくと眼や体に負担がかかり疲労がたまることになります。40代からは定期的に検査を受け、今の視力に合う眼鏡やコンタクトをつくりましょう。定期検査を受けていれば、緑内障などの目の病気を早期発見・早期治療することも可能になります。

 

目の周りのツボを押す

目の周りには「太陽(たいよう)」「承泣(しょうきゅう)」「攅竹(さんちく)」「睛明(せいめい)」などの眼精疲労に効くツボがたくさんあります。指の腹でやさしく押して、眼球を支えている筋肉のこりをほぐし、血行を促進しましょう。

 

目の周りのツボ

 

ビタミンA・B群・Cを積極的にとる

眼精疲労に有効な栄養素としては、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンCなどがあります。これらを多く含む緑黄色野菜や、旬の食材に富んだ食事を心がけましょう。眼精疲労を予防する効果があるといわれているアントシアニンを含むブルーベリーもおすすめです。

眼精疲労・老眼・ドライアイに有効な成分

ビタミンA アントシアニン ルテイン ビタミンC