更年期のほてり・のぼせ・多汗の原因と対策

ホットフラッシュの症状が出ている更年期の女性

更年期のホットフラッシュ…
暑いのは私だけ?

特に原因はないのに、突然上半身や顔がカーッと熱くなったり汗がふき出してきたりする「ホットフラッシュ」や、暑くもないのに滝のような汗が止まらなくなる症状は、さまざまな更年期症状の中でも代表的なものの1つです。

これらの症状は、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量のゆらぎに自律神経が影響を受け、血管の拡張や収縮のコントロールがうまくいかなくなるために起こると考えられています。また、熱くなった後に急激に体が冷えたり、上半身は熱いのに下半身は冷えたりする「冷えのぼせ」の状態になることもあります。個人差はありますが、更年期が過ぎれば治まりますので症状自体はそれほど心配することではありません。

どちらかといえば日常生活の質が下がること、例えばせっかく整えた髪型やメイクが汗で流れてしまう・汗ジミや匂いが気になって服装選びも慎重になってしまう・1人だけ汗をかいているときの気恥ずかしさ…その方が気になるという方も多いのではないでしょうか?
また、症状は昼夜を問わず起こるので、いつ症状が出るのかが心配で外出したり人に会ったりするのがおっくうになってしまう人も少なくありません。漢方薬やサプリメントで更年期の改善に努めていても、症状が出てしまうのは残念ながらある程度仕方のないこと。対策を知って心にゆとりをつくりましょう。

◆自己判断だけに頼らず、医師に相談を

のぼせやほてりは高血圧や心臓疾患が原因で、多汗は甲状腺の弛緩が原因で起こる場合もあるので注意が必要です。

関連記事:専門医に聞く、ホットフラッシュの原因と対処法
 
 
更年期症状の予防と対策

のぼせ・ほてり・多汗の予防と対策

軽い運動で汗を出す

全身に分泌している汗腺は、汗をかかない生活が続くと休眠状態になってしまいます。その結果、汗は休眠しにくい汗腺がある顔やわきの下に集中してしまうのです。日頃から軽い運動などで全身の汗腺を活性化して、汗を全身からバランスよく出すようにしましょう。

ホットフラッシュの汗を一瞬でとめるツボ

更年期トータルケアインストラクターの永田京子先生が、更年期ケアの「ちぇぶらチャンネル」で汗をとめるツボを紹介してくださっています。

ハーブティーで冷えを予防

東洋医学でのぼせやほてりは、下半身が冷えて体の熱が上半身に上がってしまうことで引き起こされると考えます。体が冷えると免疫力もダウンしてしまいます。体を温めるハーブを上手に利用して冷えを予防すれば、結果的にのぼせやほてりの予防につながります。体を温める効果のあるカモミールティーやジンジャーティーなどを飲むのがおすすめです。

服装や持ち物にもひと工夫

汗対策として、肌着は吸水性や速乾性にすぐれ、抗菌防臭加工などが施されたものを選ぶとよいでしょう。また、においの元となる雑菌の繁殖を防ぐには、汗をすぐに拭き取る習慣を身につけることも大切。出かけるときは吸水性のよいガーゼやタオルなどのハンカチを数枚持ち歩き、カーディガンやストールなど温度調節のしやすい通気性のよい服装を心がけるのもおすすめです。

ホットフラッシュ・ほてり・発汗|経験者がおすすめする便利グッズ5選!
汗ツボでご紹介した更年期ケアの「ちぇぶらチャンネル」でも便利グッズをおすすめしてくださっています。

更年期ケアの「ちぇぶらチャンネル」は更年期の困りごとを解決するための「薬箱」のような存在。
楽しく見られて役に立つ情報が満載ですので、ぜひチャンネル登録してチェックしてみてください(永田先生の明るい笑顔に癒されます)。

のぼせ・ほてりに有効な大豆イソフラボン・ゲニステインを摂取する

のぼせ・ほてりに有効な成分として大豆イソフラボンが挙げられます。
特に、イソフラボンのなかでもゲニステインという成分は、女性ホルモンであるエストロゲンと同じような働きをするため、女性ホルモンの減少によって生じる更年期障害の改善に役立ちます。
のぼせやほてりといった更年期症状でお悩みの方は、ゲニステインを含むサプリメントを摂取するとよいでしょう。

関連記事:ゲニステインとは? 更年期女性にもうれしい効果を分かりやすく解説

のぼせ・ほてり・多汗に有効な成分

ビタミンE 大豆イソフラボン