負けないからだを目指す!即実践 3ポイント

病気に負けない健康的な女性
暮らし

更年期は、免疫力が低下しがち

 更年期(おおむね45~55歳)には、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌量が急激に変化し、その影響を受けて自律神経のバランスが乱れ、さまざまな不調があらわれやすくなります。また更年期の女性は、家庭でも職場でも多忙であることに加え、子どもの進学・巣立ち、家族や自分自身の病気・介護など周辺環境や人間関係が大きく変化して、強いストレスにさらされやすくなります。

更年期を迎えて、「風邪をひきやすくなった」「風邪が治りにくくなった」と感じる人は、不調や強いストレスによってからだの免疫力が低下しているのかもしれません。さらに更年期の世代では、加齢の影響で筋肉量が減る時期とも重なります。代謝が低下して体温が下がることで、免疫力の低下に拍車がかかりやすいのです。

今こそ見直し!生活の細かい3ポイント

体を冷やさない

気温が下がってくると、夏はシャワーで済ませていたという家でも湯船につかる機会が増えますね。温かい湯船につかると、からだが芯から温まりますが、ポイントは湯冷めをしないこと!かえってからだが冷えてしまいます。
ポイントは、お風呂で上昇した体温が下がる時に出る「汗」をそのままにしないことです。汗が衣類を濡らし、その濡れた衣類がからだを冷やしてしまうからです。細かいことですが、お風呂から出たらできれば最初は脱ぎ着のしやすいルームウエアやバスローブなどを着て汗がひくのを待ち、汗がひいてから寝間着に着替えましょう。
また、濡れた髪もからだを冷やす一因になります。まずは、お風呂から出たら、乾いたタオルで髪の水分をしっかり吸い取りましょう。タオルで髪をこすると、髪を傷めてしまいますので、吸水性の高い乾いたタオルで髪を押さえるように、念入りに水分を吸い取るのがポイントです。

睡眠の質を担保する

風邪予防においても、更年期の症状をやわらげることにおいても、良質な睡眠はとても大切です。睡眠不足は免疫力の低下につながりますので、心地よく眠れる工夫を心がけましょう。更年期の症状に、体温調節がうまく機能せず、大量の寝汗をかくことががありますが、「ふとんをかけているから大丈夫」と、そのまま眠ってしまわないようにしましょう。汗で濡れた寝間着が冷えて、からだを冷やしてしまいます。
夜中に寝間着を着替えるのはおっくうですが、寝汗をかきやすい人はそれを見越して、着替えを取り出しやすい場所に用意しておきましょう。

逆に足先が冷えて眠れないというのも更年期に多い症状です。その場合は、足元に湯たんぽを置く(からだから離して)のもおすすめです。また、寝間着やシーツなどの寝具も、保温性のあるものがいろいろと販売されていますので、自分が快適に感じる良質なものを選ぶと冷えの感じ方がやわらぎます。

旬の恵みで、免疫力を高める食事を

強いからだを作るには、栄養バランスのよい食事を摂ることも大切です。中でも、たんぱく質、ビタミンA、ビタミンCは、免疫力アップが期待できる栄養素です。日々の食事で積極的に摂りましょう。

【たんぱく質】からだをつくる基になります。肉、魚、卵、大豆・大豆製品などに多く含まれていますので、日々の食事の主菜としてしっかり摂りましょう。

【ビタミンA】鼻や喉などの粘膜を正常に保つ働きがあります。秋冬の野菜なら、かぼちゃ、にんじんなど、オレンジ色の野菜に多く含まれています。

【ビタミンC】免疫力を高める働きがあります。秋冬の野菜なら、ほうれん草、ブロッコリー、大根、白菜など、緑と白色の野菜に多く含まれています。

この他に、カテキンを含む緑茶やからだを温めるショウガなども効果的です。温かい献立でからだを内側から温めて、代謝と免疫力をアップしましょう。