更年期の抜け毛、私の対策は【体験談】

白髪・細毛・薄毛

オカモモ(47歳)


秋や春など季節の変わり目に抜け毛が増えることはあったけれど、顕著に増えてきたのは45~46歳頃。家中にばらまかれる抜け毛にげんなりとしながらも、何も対策を取ってこなかったのですが、あるきっかけで頭皮ケアに目覚め、髪の毛への意識が変わることに!



産後レベルの抜け毛が再び到来!?

人生で最も抜け毛に悩んだのは産後。洗髪のたびに手の指にごっそり絡みついた髪の毛を見ては、悲しくなったものでした。次第にその症状も落ち着き、40代前半までは若い頃より少し抜ける量が増えたかなという程度でしたが、45~46歳の秋に再び抜け毛が増量。「私、産後だったっけ?」と思うほどの多さに、これが更年期というものなのか、はたまた加齢のせいなのか、とショックを隠し切れませんでした。

ドライヤーをした後の抜け毛もひどい上、家の床の至るところに髪の毛が落ちるので、掃除機にたまったゴミを捨てるときは、見て見ぬふりをしたくなるくらいでした。


頭皮の硬さを指摘されても放置していた

美容院に行って洗髪時にマッサージしてもらうと、「頭皮が硬いですね」とよく言われていましたが、自分で頭皮マッサージをすると指が疲れるのが嫌で実践せず。頭皮マッサージ用ブラシを使うといいとアドバイスされても、使うのを忘れてばかり。当時は頭皮よりも髪の毛の質感を重視し、トリートメントなどのケアをしていました。この頭皮の硬さも原因の一つなのか、仕事で目を酷使したり集中する作業が続くと、頭や首が痛くなることも…。

さらに、ショックだったのは、46歳の春頃からまつ毛もハラハラと抜け始めたこと。メイクをするたびに抜けていくので、まつ毛の間隔があきらかにまばらになった上、左目の上のまつ毛が5ミリ幅くらいごっそりなくなり、マスカラをつけてもそこだけが凹んで、なんだか間抜けな印象に…。ビューラーがまつ毛の負担になると聞いて使うのをやめ、そろそろ“まつ育”が必要か?とアイテムもチェックするようになりました。




指が疲れない頭皮マッサージの方法を教わり、病みつきに!

47歳になったある日、頭皮マッサージを教わる機会があって試してみたところ、そのやり方だと指が疲れないことを発見。それは指先ではなく関節を使うマッサージで、手をグーにして頭皮をグリグリとマッサージをしたり、髪の根元を引っ張ったりするもの。マッサージすると頭がちょっとスッキリする気持ちよさが病みつきになり、初めて頭皮マッサージを続ける気に。洗髪時や仕事の合間などに2~3週間続けていると、頭皮が柔らかくなり、マッサージの効果を実感しました。

以前は頭皮にお金をかけるなんてもったいないと思っていたけれど、最近はシャンプー&コンディショナーも頭皮を重視したものに変えたり、美容院で頭皮や毛穴の汚れをとる炭酸シャワーを使ってもらったりと、頭皮=土台を重視するように。そのおかげか、昨年よりはあきらかに抜け毛が減りました。頭皮もケアしてあげると、40代からでも変わるものなのだと実感。

「髪は女の命」を身をもって実感

食事でも、髪の毛に良さそうな海藻類やたんぱく質、更年期に良いとされる大豆製品を意識して摂るように。その影響もあるのか、ごっそり抜けていたまつ毛も、抜け始めて1年後くらいから少しずつまた生えてきました。さらに、抜け毛対策とは別に、安眠のために寝る前にホットアイマスクをし始めたら、目元の血行が良くなるせいか、まつ毛があきらかに伸びてきてビックリ!今では抜ける前の頃の状態に戻り、マスカラをつけるのも楽しくなってきました。

「髪は女の命」というけれど、頭髪が抜け毛でスカスカしたり、まつ毛が少なくなるだけで、女子力がちょっと下がったような気になるのは事実。亡くなった祖母が生前、髪の毛が薄くなってから外出時にカツラをつけることがあったけれど、今ならその気持ちも何となく分かります。これからは表面ではなく「土台」、そして「体の中から」のケアを意識していく時期なのだと、改めて感じています。



オカモモ(47歳)
夫と小学生、保育園生の4人家族。週末のワインを楽しみに、フルタイムの仕事に励んでいる。44歳頃から更年期症状がぽつぽつ出始める。
<ワタシのセルフケア>大豆製品やサプリを摂る、運動を地道に続ける、アロマでリラックス



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