内から輝く!更年期世代の肌と髪ケア

サプリメントのイメージ
美容

食事やサプリメントを賢く選択

 以前と変わらないお手入れをしているのに、肌にシミやシワが目立ってきたり、髪のボリュームが減ったり抜け毛が増えたり……。更年期を迎えると、肌や髪の急激な老化に悩まされる人も増えますが、これには理由があるのです。

女性の健康を良好に保っている女性ホルモンは、美容の面でも大きな働きをしています。一般的に、男性に比べて女性の肌がなめらかでみずみずしいのも、女性の頭髪が男性より豊かで抜けにくいのも、女性ホルモンのおかげなのです。
ところが、更年期を迎えて卵巣機能が低下し、女性ホルモンの1つ、エストロゲンの分泌が急激に減ってくると、肌や髪にもその影響が顕著にあらわれてきます。

たとえば、次のようなことが気になり始めます。

◇シワ、たるみ
エストロゲンには皮膚や粘膜のうるおいを保つ、コラーゲンやエラスチンの生成を助ける、といった働きがありますが、それが減少することでハリを失った肌が重力に負けてたるみとなり、加齢や乾燥にともなってできるのがシワです。

◇髪のコシの減少・爪の割れ
エストロゲンは髪や爪の発達にかかわる働きがあるため、エストロゲンが減少すると髪が細くなり、コシがなくなるのに加え、髪をつくる毛母細胞の働きが低下するため、髪の量も減ってしまいます。同様に、爪も薄く割れやすくなります。

シミやくすみがきになる更年期の女性

では、更年期を迎えて肌や髪などの老化が一気に進むのを食い止めるために何かできることはないのでしょうか?
効果的とされているのは、急激に失われていく女性ホルモンに似た働きを持つ成分を積極的に摂取することです。その代表的なものには「大豆イソフラボン」があります。

大豆イソフラボンの効果

大豆イソフラボンはポリフェノールの一種です。分子構造が女性ホルモンのエストロゲンとよく似ており、体内に吸収されるとエストロゲンと同じような働きをすることから「植物性エストロゲン」ともいわれています。

毎日の食生活に大豆や大豆製品を積極的に取り入れることは大切ですが、実は大豆製品から大豆イソフラボンのパワーを吸収する過程では、腸内環境により吸収の効率に個人差が生じるので腸内環境に関係なく大豆イソフラボンのパワーを効率よく摂取できる、サプリメントを活用するのもおすすめです。特に、大豆製品をよく食べているのにイマイチ大豆イソフラボンのパワーを感じていないかも?と思われる方は、一度試してみてはいかがでしょうか?

大豆イソフラボンをチェック!

亜鉛、ビオチン、MSMの効果

大豆イソフラボンのほかにも、肌や髪、爪の材料になる成分を摂取したり、その成分の形成をサポートする成分を補給したりすることも効果的です。たとえば、「亜鉛」や「ビオチン」には、皮膚や粘膜の健康維持をサポートする働きがあり、美容には欠かせない成分です。亜鉛は皮膚や髪の主材料となるたんぱく質や核酸の代謝に関与し、ビオチンはコラーゲンの生成に必要とされる成分。どちらも体内では生成できないので、食事やサプリメントで補給する必要があります。

ビオチン(ビタミンB7)をチェック!

髪や爪、肌を形成するのに必要な「硫黄」を含む成分として、「MSM(メチルスルフォニルメタン)」や「メチオニン」も注目です。

MSM(メチルスルフォニルメタン)をチェック!

大人の女性の美しさは、外からのお手入れだけではなく生活習慣や口にしたものから構成されるもの。情報をマメにチェックして、毎日の食事やサプリメントなどで積極的に取り入れることが、見た目の若々しさを保ち、5年後、10年後もキレイでいる秘訣です!

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