40代後半から始まった白髪との闘い。私の対策は?【更年期体験談】

白髪・細毛・薄毛

オカモモ(50歳)

40代後半に入り、目に見えて増えてきた白髪。白髪が目立つようになると、一気に老け見えするようになります。とはいえ、個人差はあっても白髪には加齢とともになっていくもの。果たしてそれに抗うことなんてできるのか…? 半信半疑で対策を試してみた結果は。



加齢につれ増えてくる白髪、スピードも加速!

白髪がちらほら出始めたのは30代半ば頃。40代に入るとますます増え、特にこめかみ周辺の白髪が気になるようになりました。その頃の私は子育てに忙しく、自分のヘアケアまで手が回らず、特に何の対策もしないままで抜け毛もひどい状態でした。

40代後半になると、白髪が生えてくるスピードが加速。染めても2週間くらいすると、こめかみ周辺の根元に白髪が出てくるようになりました。しかも、なんと眉毛にも白い毛が1本発生…ショックを受けました。

さらに、同じ頃からひどくなってきたのが頭皮のかゆみ。ヘアケアアイテムは特に変えておらず、シャンプー剤も髪や頭皮に優しいものを使っていたので、原因は思い当たらず。ただ、女性ホルモンが減少すると肌や頭皮が乾燥しやすくなり、かゆみが生じることがあるそうで、それが原因かもしれないと思うようになりました。



頭皮のかゆみ対策のついでに白髪対策を実践

頭皮が頻繁にかゆくなるので、白髪対策よりもまずはかゆみ対策を模索。乾燥が原因なら、スカルプローションで頭皮を保湿したほうがよいのでは。そう考えてドラッグストアに探しに行きましたが、スカルプローションは育毛剤コーナー周辺にあり、育毛=老化を意識せざるを得ず、なんとなく手が伸びず買わずに帰宅…。

それから何日か経った頃、美容オタクといわれている女優さんが私より年下にもかかわらず既に育毛剤を使っていると知って、自分も使ったほうがいいんだとようやく決意。お手頃価格で頭皮・毛根機能を整えてくれる機能もあるスカルプローションを選び、入浴後ドライヤー前につけてマッサージをするようにしました。

また、同じ頃にシリコン製のスカルプブラシも購入して、入浴時の頭皮マッサージに使って血行を促すように。毎日せっせとケアしたところ、マッサージ&ローションのダブル効果のおかげか、かゆみがマシになり、髪の毛も頭皮も柔らかくなってきました。

また、こめかみ周辺の白髪は眼精疲労も原因の一つと知り、眼精疲労の改善につながると聞いた耳の周辺のマッサージも頭皮マッサージのついでに実践。マッサージくらいで白髪に効果なんてある?と半信半疑でしたが、しばらくするとこめかみ周辺の白髪が生えるスピードが少し遅くなってきて驚きました。



美容院での頭皮ケアに加え、白髪隠しを導入

美容院での白髪染めは、オーガニックの優しいカラー剤を使ってもらっていますが、それでも髪の傷みが気になるので頻度を3~4カ月に1度と控えめにし、染める際はその美容院が勧める抗酸化ケアも実施。通常の白髪染めやカラー、シャンプーは化学物質や活性酸素などが頭皮や毛髪に残って白髪や抜け毛、かゆみなどの原因になるらしく、それらの物質を除去することで、頭皮や毛髪のダメージを軽減してくれるのだそう。抗酸化ケアといっても簡単で、残留物質を除去し無害化してくれる泡のスプレーを白髪染めの後にするだけ。それなのに白髪染めの後も頭が重くならないから不思議です。

それに加え、美容院ではヘッドスパをしてもらったり、血行促進や毛穴クレンジング、色持ちアップ効果のある炭酸泉シャワーを使ってもらったり。自分だけの対策には限界があるので、人の手も借りながら頭皮ケアをしています。

それでも白髪染めをする頻度が少ないため、時間が経ってくるとこめかみ周辺の白髪が隠し切れなくなってくるのが、悩みのタネ。そこで部分的な白髪隠しを試してみることにしました。白髪隠しにはマスカラタイプやパウダータイプなどがあり、ピンポイントで隠したい場合はマスカラタイプが便利だそう。そのマスカラタイプでもシャンプーで落とせる1dayタイプと徐々に染まるタイプとがあり、せっかくなら染められるほうがいいので後者をチョイス。

2~3回で染まるとパッケージの説明にあった通り、3回使うと白髪がほぼ目立たなくなるくらいに染まり、それがしばらく持続するので思った以上にいい感じに隠せました。ただ、つけるタイミングが難しく、メイクの途中でつけると手が髪の毛にあたった時に色がついたり、つけた後にすぐ動くと顔についたり。乾くまでに少し時間がかかるのが難点ではあります。



いつやめるか?どうするか?これからの白髪対策

今は何とかなっている白髪対策ですが、今後白髪がもっと増えてきたら、さらに染める頻度を増やさないといけなくなるでしょう。それを面倒に感じてきたら、白髪染めをやめる選択肢も考えたほうがよいのかと美容院で聞いてみたところ、グレイヘアにするとどうしても老けて見えてしまうので、その手前の選択肢として、白髪染めと白髪染めの合間に髪への負担が少ないカラートリートメントを挟むのも一つの方法だとのこと。また、白髪染めではなくベージュなどに染める白髪ぼかしという手もあるものの、その場合は黒髪にハイライトを入れたりして馴染ませたほうがよいそう。いつかは白髪染めをやめたいけれど、どんな仕上がりを目指すか、それをいつ決行するのか…悩ましいところです。

私自身、子どもがまだ小学生というのもあって、若作りと思われるのは嫌だけれど、小ぎれいにはしていたいと思う今日この頃。加齢による変化には対策を行いつつ、自分が気分よくいられる見た目を目指して、その時々の状態に合うスタイルを探していきたいと思います。


オカモモ(50歳) ※2025年8月時点
夫と小学生2人の4人家族。週末のワインを楽しみに、フルタイムの仕事に励んでいる。44歳頃から更年期症状がぽつぽつ出始める。
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