更年期、肩こりがつらい私の対策法【体験談】

2024.02.20

肩こり・腰痛

こにゃんこ（45歳）

30代の頃から肩こりに悩まされてきましたが、40代になってその症状がさらにつらくなりました。座りっぱなしのデスクワークや子育ての悩みなど、心や体が緊張していると肩こりがひどくなるようです。そこで最近はリラックスした生活を心がけています。

パソコン作業に校正作業、肩こりはもはや職業病？

ライターという職業柄、肩こりとは長い付き合いになっています。パソコンでの原稿作成、下を向いて文章を校正する作業…。長時間同じ姿勢でのデスクワークが続くため、気付くと肩から背中、首回りはガッチガチ！磁気を使ったネックレスや肩こりにいいとされる湿布を貼ってみても、効いているのかよく分からないほど頑固な私の肩こり。とにかく毎日、肩が痛くてだるいのです。

美容院でのマッサージサービスでは毎回「肩がかなりこっていますね」と言われてしまうのが恥ずかしかったので、口コミで評判のマッサージ店に行ってみました。ところがゴッドハンドのママさんに「肩が固すぎて指が入りませんでした。毎週来てくださいね」と言われてしまったのです。確かに施術してもらうと気持ちはいいのですが、翌日にはまた肩こりが再発。しかも施術1回に3000～4000円かかるとなると、毎週なんて到底行けません。

子どもが成長しても付きまとう「子育ての緊張感」

肩こりの原因として、デスクワークとともにもう一つ思い当たるのが「子育て」です。

30代後半で第2子を出産し、長時間の抱っこ、荷物ぎっしりのマザーズバッグが、肩にはかなりの負担でした。子どもに添い寝していると寝姿勢にも気を遣うので、常に体は緊張状態。肩がこっているのに気付いていても、肩こりのケアをするという発想もないまま時間が過ぎていきました。

そんな私も40代になり、子ども２人も成長してくれて楽になった…はずが、まだ24時間緊張している気がします。平日、仕事から帰ってくると、今度は習い事の送迎が待っています。また子どもが成長すると、今度は進学や交友関係といった悩みに対応しなければならなくなり、気苦労も増えてきました。ひょっとすると、子育てが大変なのは幼児期だけではないのかも…？心身ともに余裕が持てずにいる今の私。更年期になってさらに頭も体もこり固まり、緊張を解きほぐすタイミングが見つけられないまま、首、肩がどんどん張っていきます。

真夜中の激痛、手足のしびれの原因も肩こりだった

45歳になったある日のこと。夜中に寝返りを打とうとした瞬間、グキッと激しい音がした…気がしました。と同時に、激痛が首から肩へ！これは、「ぎっくり腰」ならぬ「ぎっくり肩」？それとも「ぎっくり首」！？痛みに耐えながら横になって朝を迎え、整形外科に行くと「ストレートネックに伴う肩こり」との診断が…。ここでも原因は肩こり！

整形外科で痛み止めを処方され、自宅で行うセルフケアのマッサージ法を教えてもらいましたが、なかなか良くなりません。歯磨きをするにも料理をするにも、下を向くだけでつらい…。首を回すことすらしんどくて、結局良くなるまでに1カ月もかかってしまいました。

そんななか、今度は左腕や左脚にしびれが出始め、整形外科の先生に相談すると、これまた「原因は肩こりです」と言われる始末。

肩こりが想定外の不具合を引き起こすことを実感したので、それからは毎晩肩を温めたり、寝る前に肩をほぐす運動をしたりと、セルフケアにも積極的に取り組んでいます。

心も体もリラックスさせ、緊張しない毎日が目標

今、私が行っている肩こり対策は、心身をリラックスさせ、ストレスを溜めないことです。長女のバレエ、長男のサッカーやダンスといった習い事のサポートは大変ですが、大好きなことをやっている2人の笑顔が何よりの癒やし！休日には暇を見つけて家族でお出かけをし、めいっぱい遊んで笑って、その日のご飯は手抜きをする。そんな1日は、肩こりのことを忘れていられるんです。

また、血流を良くしようと食生活も工夫しています。血液サラサラ対策になればと玉ねぎやブロッコリーを積極的に摂ったり、アマニ油をそのままかけて食べたり、魚料理を増やしたり。便秘もストレスにつながるので、乳酸菌のサプリを摂って腸内環境を見直したり、更年期サプリで更年期症状の緩和を目指したり。

どうしても同じ姿勢で過ごしがちな仕事でも、適度に休憩を入れて肩を回したり簡単なストレッチをしたりと、疲れを溜めこまないように体をこまめに動かしています。それでもまだ肩はこりますが、心身ともにリラックスすることが一番の対策なのでは…そんな気がしている今日このごろです。

こにゃんこ（45歳）
夫と中学生、小学生+にゃんこの4人1匹家族。30代終わり頃から様々な不調に悩まされている。病気を疑い各科を受診したものの、大きな病気は見つからず、体に良さそうなことに取り組む日々。子育ても仕事も忙しく、自分時間がとれないのがつらい。
＜ワタシのセルフケア＞3食きちんと食べる。子どもとお出かけして遊びながら運動。大豆系サプリと乳酸菌（医薬品）を毎日欠かさず摂って健康ケア。