五十肩になり痛い毎日を過ごしています

お悩み相談の回答

ご相談内容

らきお様(56歳)

更年期真っただなか、今は五十肩が悩みです。

2年前くらいの夏、体のだるさが始まった頃、産婦人科で血液を調べてもらうと、女性ホルモンがかなり低下しており、その後、肌の調子が悪くなり、気持ちの浮き沈み、やる気が出ない、ホットフラッシュ、関節の痛みなどの症状があり、ゲニステインサプリと漢方でなんとか過ごしています。

最近閉経を迎え、2カ月前から、肩の痛み、五十肩になり痛い毎日を過ごしております。

いつまで更年期障害が続くのでしょうか? 同年代の会社の同僚は、更年期障害など感じないようです。


回答

らきお様、こんにちは!

この度はご相談をお寄せいただき、どうもありがとうございます。

2年前から更年期の真っただなかとのこと、不調に対してすでにゲニステインサプリや漢方薬などのセルフケアで上手に対処しておられるご様子を、頼もしい気持ちで拝見いたしました。

またそんななか、2カ月前から五十肩になられたとのこと!

痛みや可動域の制限などで生活に支障も出ておられないでしょうか。大変おつらい状態ではないかと心配いたしております…

五十肩(肩関節周囲炎)は、「肩関節に炎症が起こり、痛みや肩の動きが制限される疾患」の総称とされていて、五十肩と更年期の症状はどちらも50歳前後に発生するため、同時に起こることもありますが、それぞれの治療法が異なる場合があります。

自然に治ることもありますが、放置すると日常生活が不自由になるばかりでなく、関節が癒着して動かなくなることもあるため、下記のような場合にはまず一度、整形外科(可能であれば肩専門の整形外科)を受診されてみてはいかがでしょうか?

・肩の痛みや動きの制限などが2週間以上続いている
・夜間にも痛みがあり、眠りが妨げられている(夜間痛)
・日常生活に支障が出ている

適切な診断の後、症状の段階に応じて、急性期に起きている炎症を抑える処置や、慢性期以降に動きに制限が出ている場合にはリハビリを受けることができます。

ぜひ一度、お近くの整形外科を受診なさっていただけるとうれしいです!

また、「いつまで更年期障害が続くのでしょうか?」とのご質問もいただきましたね。

一般的に更年期障害のピークは「閉経の前後2年ほど」が最も強く感じる、とされるデータもありますが、個人差が大きいのが特徴の一つでもあります。

そのため、どうかおつらい状態は我慢することなく、そのときの心身の状態を見つつ、適切なケアを加えていけると良いかと考えます。

健やかで穏やかな今とこれからを過ごせるように、私どもも引き続き、微力ながらサポートさせていただけたらうれしいです。

気になる点がございましたら、またいつでもご連絡くださいませ!



<この記事を監修いただいた先生>

右田尚子

右田 尚子
キッコーマンニュートリケア・ジャパン(株)営業部所属 お客様担当
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