目が乾いてつらい!私が試したドライアイ対策【体験談】

眼精疲労・老眼・ドライアイ
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まほ(52歳)

40代半ば、乾燥する室内でパソコン作業をしていてドライアイに気付いたライターの私。眼科処方の目薬で目を潤しても足りず、何かもう少し対策したい…。そこで、思い切って執筆作業を音声入力にシフトし、パソコン作業の時間を減らすことにしました。その結果、以前より目が楽になったのです。目を疲れさせる原因のデジタル作業を徐々に減らした、私の体験談です。


40代半ば、暖房とパソコン作業で目の乾きを実感

目の乾きが気になり始めたのは、40代半ばの頃でした。私の仕事はライターで、パソコンを見ることが多いのですが、冬の夜、暖房をつけながら文章を書いていると、目が乾燥してしょぼしょぼするようになったのです。部屋の乾燥で一時的に目が乾いているのかなと思い、加湿器をつけて様子を見ましたが、やはり目の乾いた感じは変わりませんでした。

また私の趣味は韓国ドラマ鑑賞で、当時から夢中になってスマートフォンで見ていたのですが、そのときも目が乾いてつらくなりました。なぜ目が乾くのだろうとネットで原因を検索すると、更年期の女性ホルモン(エストロゲン)の減少、ストレスや自律神経の乱れ、睡眠不足、部屋の乾燥に加えて、パソコンやスマホの見すぎにも原因があると出てきます。まさに更年期の私の課題そのものでした。



ドライアイと診断されてから、目を使いすぎない生活を模索

そんな状況で眼科を受診したところ、案の定「ドライアイですね」との診断で、ヒアルロン酸の目薬を1日4回、両目に点眼するとの処方。眼科処方の目薬を入れると目は潤うものの、点眼してもすぐ乾くなというのが実感でした。

そこで、目薬の点眼と並行して、目の疲れや乾きが気になったらパソコンやスマホを見るのを止め、目を休めることにしました。例えばパソコンの画面を見て目が疲れたら、一旦休憩を挟んで目をつぶるのです。動画や韓国ドラマなどをスマホで視聴していても、目がしょぼしょぼして疲れたら一旦ストップ。ドライアイもあるけれど、そもそも老眼なのに必死で小さな文字や動画を追い続けるから、より一層疲れるんだなと考え、そこからは動画ではなく、耳でも楽しめる音声コンテンツやオーディオブックを聞く回数を増やしました。もちろん仕事でネットを見ることもありますが、必要以上にデジタルデバイスを見すぎないように心がけたのです。

ドライアイの対策に目薬をさす女性



さらに画面を見る時間を減らしたい。そんな気持ちで音声入力にトライ

それでもライターという仕事柄、パソコン画面を見ながら文字を入力しないと仕事ができません。いろいろ考えた末、画面を見る時間をさらに削減するため、音声入力に挑戦することにしました。

スマホは音声認識の精度が高いので、スマホに文書作成ソフトのアプリをインストールし、頭のなかで文章を作りながらスマホに向かって文章を話し、文字化してもらいます。その後、パソコンで同じ文書作成ソフトを立ち上げ、同期されている文章の構成や文章、誤字脱字などをパソコンで直して整えていきます。それまで、キーボードを叩かなければ執筆できないと思い込んでいたのですが…。音声入力を始めて、実は文章は頭のなかで作られているのだから、入力方法が音声だろうがキーボードだろうが、出てくる文章は同じなんだと気付かされました。しかも、音声入力は慣れれば意外と簡単!誤字は多いものの、手のこわばりでキーボードのミスタッチが多くなってきた私にとって、手放せない存在になりつつあります(この文章の草稿も音声入力です!)。



デジタルのほかにも、毎日「目に良いこと」を意識する生活を実践中

今や、LINEもすべて音声入力で書き、気になった部分を修正するだけになった50代の私。ドライアイの原因がパソコン・スマホの利用以外にもあると知ってからは、ライフスタイル全般も見直しています。例えば生活にアロマを取り入れてリラックスしたり、目にいいとされるプロアントシアニジンを含むサプリを飲んだりすることに加え、定期的に眼科にも通って目薬を処方してもらうことも継続中。睡眠対策としては、日中に疲れを感じたら10分間のパワーナップ(昼寝)を取り入れるのもルーティン。目に負担がかかるマスカラは根元までつけないようにし、目の粘膜を刺激するアイラインのインラインはやめました。寒い冬にはゆっくり入浴して体を温め、暖房に頼らず服を着込んだり、ホットカーペットで暖を取ったりしながら、ライター仕事を続けています。

本当なら、完全にデジタルデトックスをしてパソコンやスマホから離れる日をつくらなければいけないなと思いつつ…。どうしても仕事以外の時間もデジタルデバイスが手放せず、すぐにスマホを見てしまうことが、今の私にとって一番の課題かもしれません。

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まほ(52歳) ※2025年12月現在
夫と高校生、大学生の4人家族。40代半ばから冷え性、乾燥肌、疲労感、ホットフラッシュと、さまざまな更年期症状が出始め、つい最近閉経した。好奇心旺盛で、「健康に良いグッズ」「毎日が楽しくなるコツ」「すごくおいしいレシピ」などの耳より情報を入手したら、とりあえず試すことにしている。
<ワタシのセルフケア>一人の時間を大切にする。スケジュールを詰め込まず、常に余裕をつくっておく。信頼できるサプリを見つける。早めに寝る。疲れているときは周囲にきちんとアピールする。


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