更年期、生理前はイライラが爆発！【体験談】
もこ（43歳）
40歳になったころから、生理前にイライラすることが多くなった私。家族から「今、生理前？」と聞かれるほど、そのイライラを隠し切れないでいるのが悩みです。これからだんだんと本格的な更年期世代に突入するというのに、こんな自分で大丈夫なのかと不安いっぱいの日々を過ごしています。
40代に入り生理前のイライラが大変なことに
私はもともと生理痛がひどかったのですが、40代に入り、さらにその状況は悪化したように感じます。20～30代と比べて経血量も多くなり、痛み止めを飲まないと1日を過ごせないようになりました。
それに加えて気になるのが生理前のイライラです。忙しい毎日に生理の時期を忘れがちですが、何につけてもイライラし始めるようになると「あ、生理が来る直前だ」と気づかされます。とにかく周囲に当たり散らしてしまうので、家族も私が生理前だと気づいて戦々恐々としている様子！気を遣わせて申し訳ないなと思いながらも、イライラがどうしても止められないのです。
母には「その年で更年期症状が出るのはまだ早い」と言われるし、クリニックで診察を受けても更年期症状という診断は下りず…。でも明らかに40代に入ってからイライラの頻度は増えましたし、些細なきっかけでムカッとしてしまいます。
部下にきつく当たってしまうのも決まって生理前
さらにまずいなと思っているのは、仕事をしていてもイライラが止められないことです！
あるイベントの報告書を部下に依頼していたのですが、上がってきた書類がわかりづらく、もう一度書き直してもらう必要が出ました。いつもなら別室に彼女を呼び出し「ここがわかりづらいからやり直してくれる？」と伝えるところですが、生理前日のその日はイライラが止められなかったのです。
「どうして何度言ってもわかりづらい書類を作成するの！いいかげんにしてくれない！？」と大声をあげてしまってハッとしました。部内のみんなが私を見ている…！部下も涙ぐむし、自分でも「ちょっと言い過ぎた」と反省し、あとから部下に謝りました。
自分の凡ミスに対しても超イライラする！
いらだちは他人ばかりでなく、自分自身にも向きます。仕事で凡ミスをしてしまったとき、普段だったら「次回は気を付けよう」と思えるはずが、生理前の凡ミスは自分が許せなくて仕方がありません。
いつもだったらこんな誤変換はしないはずなのにどうして？文章を書くのは得意なはずなのに、どうして言いたいことがうまく表現できないの？とイライラして自己嫌悪に陥る…。その翌日にたいてい生理が始まるのです。昨日のイライラは生理のせいだったのね、とその段階で気付くのですが、こういう気持ちの乱高下ってかなり疲れるのです。
私は43歳なので、本格的な更年期症状はこれからもっと出るのかも…！先が思いやられます。
更年期は普段から無理せず過ごしたい
現在も生理前のイライラは続いていますが、最近は“気にしすぎは禁物”と唱えながら日々を過ごしています。
何かの本で見たのですが「自分を大切にすること」が更年期との向き合い方でとても大事なんだそう。平日は朝から晩までフルタイムで働き、帰宅後は夕飯の準備に始まり、子どもの勉強を見て、お風呂を沸かし、洗濯物を畳み、子と一緒に寝る…という自分時間ゼロのスケジュールを送っている私。
だからこそ、週末くらいは自分自身をめいっぱい甘やかして、日ごろからストレスをためないことが一番のイライラ回避法だと思っています。好きな音楽を聴いて、録画していたドラマを見て、夕食は外食や宅配を利用する。無理しないスタイルで更年期を乗り切っていくしかないですよね！
もこ（43歳）
夫と小学6年生の子の3人家族。フルタイム勤務で慌ただしい毎日を送っており、週末はマッサージ通いが定番に。40代に入った頃から背中が熱くなる症状があり、更年期の年代を前に気になることが増えてきている。
