指の関節痛に戸惑いながら見つけた、痛みを和らげる工夫【体験談】
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みこし(48歳)
ある夜、突然手の激痛で目が覚めました。音楽講師という指を使う仕事なのに日中も痛みが取れず、不安でたまらなかった日々。病院での検査や温める工夫を重ね、徐々に症状を受け入れられるようになりました。指の関節痛に悩んだ私の体験談です。
| 記事まとめ ●夜中に目が覚めるほどの指の関節痛。日常生活にも支障を感じるように。 ●リウマチなどが心配だったので、まず病院で検査を受けて原因を確認。 ●無理に指を使わず、温めたり休ませたりすることで痛みと上手に付き合う工夫をした。 ●症状の波に振り回されすぎず、そのとき一番楽になれる方法を試すことが大切。 |
夜中に突然、指の関節痛。思わず飛び起きた
一昨年のこと。日中に指を動かすのが少し重たい感覚はあったものの、そこまでの痛みではなく、仕事に支障が出るほどでもなかったので、そのままにしていました。ところがあるとき、夜中に布団を引っ張り上げようと手を開いた瞬間、突然激痛が走り、目が覚めてしまったのです。時間は確か、夜中の2時頃だったと思います。寝ている最中は指を動かさないので、指の関節が固まって痛みが出てしまったようなのです。特に痛むのは指の根元の関節でした。「痛い、痛い」と言いながら、固まっている手をじわじわと動かしながら、ゆっくりグーパーを繰り返したところ、強い痛みはだんだん引いていきました。
音楽講師なのに指が痛いなんて!病院へ駆け込むと…
日中も指の関節の痛みがゼロになることはなく、「痛いかと聞かれたら痛い」というくらいの違和感が残りました。起きている間は手を動かしているので、夜中のように関節が固まるまではいかないのですが、指を動かすとやっぱり痛いんです。そんなときには、「痛みの根元に潤滑油を差したい」と感じたほど。ただ、しびれの症状はありませんでした。
私は音楽講師なので指は人よりも柔らかく、普段はすごく速く動かせるはずなのに、手の関節痛がつらかった時期には鉛筆を持つのもしんどく、ペットボトルも開けづらさを感じました。実は右肩も壊しているため、その影響もあったかもしれませんが、痛みのせいでキャベツやかぼちゃを包丁で切ることもできないときには、同居している母に料理を代わってもらいました。
第一関節が痛いのであればヘバーデン結節の可能性もあると思ったのですが、指の変形や赤みはないので、私の場合は違うなと。ただ、リウマチだったら嫌なので、整形外科の手外科で血液検査をしてもらったところ、先生からは「リウマチではありません。痛み止めくらいしか出せないので、少し様子を見ましょう」と言われたんです。なぜ痛くなるのか理由を聞くと、「ひょっとしたら更年期症状かもしれない」とのことでしたが、私にとってはリウマチという一番嫌な可能性が消えてむしろホッとしました。

痛みがあるときには、無理せず休んで指を温めた
それからというもの、痛いときに無理に動かすと、余計に指の関節を痛めると思ったので、ピアノを弾く前には準備運動で指をほぐし、弾いている途中で痛くなったら弾くのをやめるようにしました。お風呂に入ったときにマッサージしていると、少し症状が和らぐ気がしたので、お茶碗を洗うときのお湯の温度を少し高くしたり、“足湯”のようにお湯に手を浸けて温めたりするよう心がけました。
指を使う仕事ということもあり、1年ほどは何をしていても指の関節痛が気になって仕方がなかったのですが、ここ最近は少し症状が和らいできた気がします。グーパーをしたときに少しぎくしゃくする感じは残るものの、手の関節が痛くて夜中に目が覚めることはなくなりました。更年期のサイクルのなかで関節の痛みが和らぐ時期に入ったのかもしれませんし、最近飲みはじめた大豆イソフラボン(ゲニステイン)のサプリメントが自分に合っているのかもしれません。
症状にも波がある。心と体が楽になれる方法で乗り切ろう
指の関節痛は本当につらいのですが、なってしまったものは仕方がないので、日々の症状に一喜一憂しないようにしています。悪く捉えてもいいことは何もない。症状が落ち着いている日は「ラッキーだな、サプリやお湯で温めているのが効いているのかな」と前向きに捉え、痛い日は「そんなこともあるよね。もっと大変な症状の人もいるし、仕事ができるだけありがたい」と気持ちを切り替えるようにしています。痛みに波があるのは病気ではないからだと考えられるようになったのは大きいですね。そう考えられるのも、更年期より前に右肩を壊したとき、ピアノの鍵盤まで手を上げるのがすごく大変で、「もう仕事を辞めなければいけないかもしれない」と落ち込んだ経験があるから。あのときのつらさに比べたら、指の関節痛はどうにか耐えられます。
もし同じように指の関節痛に悩んでいる方がいたら、まずは病院で検査を受けてみてください。原因が更年期と分かれば、気持ちが楽になると思います。痛みがひどいときは痛み止めを処方してもらうなど、症状が軽くなる方法を頼っても良いと思います。痛みが一生続くわけではないと信じて、そのときそのときで心と体が一番楽になれる方法を、いろいろ試してみると良いのではないでしょうか。

みこし(48歳) ※2026年10月時点
音楽講師。現在は夫、実母との3人暮らし。離れて暮らす大学2年生の娘が一人。音楽が好きで、通勤時に自分の好きな音楽をイヤホンで聞くのがストレス解消に。
<ワタシのセルフケア> 便秘がちで腸活に励んでいる。病院から処方された酸化マグネシウムのほか、野菜で繊維質を摂ったり、ヨーグルトを食べたりしている。更年期症状を実感するようになってから大豆イソフラボン(ゲニステイン)のサプリメントを飲むようになった。
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