突然心臓がドクドクする私。自分をいたわる乗り切り方【更年期体験談】

動悸・息切れ

ニコ(58歳)


50代を迎えて始まった突然の動悸。いつまでも若いつもりでいた体に訪れた心臓のドクドクにショックを受けつつも、無理が利かない年代だからこそライフスタイルを整えるきっかけになりました。家族のサポートに甘えながら、睡眠を最優先し、ときには一人旅に出て自分を振り返る時間をつくっている、私の体験談をご紹介します。

記事まとめ
●50歳を過ぎた頃から、突然心臓がドクドクする動悸のような症状を感じるように。
●症状が出たときは、慌てず深呼吸をして安静に。夫のサポートも心強い支えに。
●更年期以降は無理をしないことを意識し、睡眠・食事・運動習慣を大切に。
●心のゆとりを保つため、仕事や友人との時間、一人旅で気分転換。
●自分を大切にし、心をご機嫌に整えることが、不調と付き合う力になっている。



新たな更年期症状?!突然の心臓のドクドクに戸惑い

動悸の症状が始まったのは50歳に入った頃のこと。当時、めまいや立ちくらみ、ふらつきの症状が出始めた、その少し後でした。座っているとき、立っているとき…。体勢や時間帯に関係なく、急に心臓がドクドクし出して、気分が悪くなるんです。時期的に更年期を意識し始めた頃だったので、「また一つ、新たな更年期症状が現れたか」と感じました。心臓のドクドクにも強弱があり、ときには心臓がズキンと痛む瞬間もあるのですが、15秒くらいで症状はなくなるので、心臓のドクドクがあっても「また起こったか」程度で受け流すのが常となっています。症状は今も継続中で、つい数日前にも起こりましたが、すぐにおさまるので、深くは悩んではいません。ただ以前、正常時の心電図と運動時の心電図を病院で見てもらったときに、「波形に少し異常がある」と言われたことがあるので、心臓が悪かった父親の遺伝かもしれないとは感じています。

私自身、いつまでも若いつもりでいたので、重なる不調に「更年期症状で悩む年齢になったのか」とショックはありました。でも、悩んでもどうにもならないなら、悩む時間がもったいない! そう考え、あまり気にしないようにしています。



心臓がドクドクしたら大きく数回深呼吸。とにかく安静に

私の場合、心臓のドクドクを感じたら、とにかく安静を心がけて、症状が落ち着くのを待ちます。動揺してしまうと、どうしても心拍数が上がってしまうので、まずは気持ちを落ち着かせて数回、大きく深呼吸。苦しさが続くようならクリニックの受診を考えようとは思いつつも、私が病院嫌いということもあってなかなか行けていません。

夫は、自身のカテーテル手術の経験から、胸が苦しいときのつらさを知っているため、「つらいなら無理しないほうがいいよ、早く病院に行ったほうがいい」と言ってくれます。「でも症状はすぐ治まるから」と私が言うと、「じゃあ安静にしていて。もし今やらなければならない家事があるなら、僕が代わりにやっておくよ」と言ってサポートしてくれるので感謝しています。

乳がんのイメージ



更年期からは無理は禁物!たっぷり睡眠をとり、心身を整える

心臓がドクドクする理由が、本当に更年期症状の一つかどうかは分かりません。でも、この年代になると無理が利かなくなっているのも事実です。今までは健康の悩みもなく自由に生きてきましたが、人生の後半戦は、体に負担をかけすぎたら体調が一気に崩れるような気もします。健康寿命を延ばすためには無理をしないことが大事。そんな風に感じるからこそ、前にも増して日常生活に気を付けるようになりました。

日頃から睡眠と栄養、運動習慣には気を配るようにしていますが、特に睡眠は、私にとって最も大切にしたい生活習慣。睡眠時間をできるだけ確保するために、翌日以降でいい作業はすべて後回しにして、今しなくていいことはしない…。そうしてたっぷり睡眠をとるのが、何よりの優先事項。栄養については、食欲がしっかりあるので、きっと十分摂れているはずだと信じています。運動面は「1日8000歩以上歩く」を目標にしてウオーキング。あとは、毎日湯船にゆっくり浸かってリラックスすることも大切にしています。



一人旅で自分を振り返る時間が、前向きに生きる活力に

そしてもう一つ、「自分を大切にする」というのが今の私のモットー。振り返れば、心のゆとりがなくなると動悸が起こりやすい気もするからです。

子どもが不登校気味なのですが、彼に寄り添いすぎると、お互いに距離感が近すぎて息が詰まり、それがストレスになってしまう。だからこそ、気分転換のためにも仕事に行ったり、友達と会っておしゃべりしたりすることで、心身をリフレッシュしています。

それに加えて、最近「一人旅」がマイブームになりました。もともと旅行が好きで、独身時代には一人旅を楽しんでいたものの、子育て時期には封印していた趣味でしたが、下の子ももう高校生。家族のサポートもあって旅に出られるようになりました。

先日は米沢牛を食べたくなって、朝一番に東北への一泊旅行に出発。歴史に興味はなかったはずなのに、史跡を回っているうちにどんどん興味が湧いてきて、自分の新しいページが開いた気がしました。日常の緊張から解放されて一人だけの時間を持てると、自分のことを振り返れたり、「いろいろ悩んでいるけれど、結局私は幸せなんだ」という気持ちも湧いてきたりして、良い意味での現実逃避になる気がします。

結局、更年期の体調不良や心臓がドクドクする症状と付き合うには、こうした心のリセット時間が一番の特効薬なのかもしれません。自分を大切にして、いつも心をご機嫌にしておくことが、突然来る動悸をうまく受け流し、乗り越えていく力になっていると信じています。


ニコ(58歳) ※2026年7月時点
フルタイムの事務職に従事している。夫、大学生の長男、高校生の次男の4人家族。55歳で閉経。人生は一度きり。明るく元気に楽しく過ごすのをモットーに、旅行を自分へのご褒美に頑張っている。
<ワタシのセルフケア> 運動のためになるべく歩く。睡眠時間を長くとる。栄養のバランスを考えて食事をするように心がける。自分に合ったサプリを飲む。



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