ぶどう種子ポリフェノールは更年期症状の改善に効果あり│更年期障害が気になる女性を応援するキッコーマンの輝きプロジェクト

いつまでも輝く女性のために…今月の特集!

ぶどう種子ポリフェノールは更年期症状の改善に効果あり

ぶどう種子ポリフェノールの効果効用

 紫外線やストレス、飲酒、喫煙などによって、体内で過剰に発生する活性酸素は、さまざまな体の臓器や組織に悪影響を与え、生活習慣病や老化進行などの原因になることが知られています。
 こうした活性酸素の働きを、非常に強い抗酸化力で抑制する成分として、近年、大きな注目を集めているのが「ポリフェノール」です。
 ポリフェノールは、植物由来の「第7の栄養素」といわれる「フィトケミカル」の仲間。植物はもともと大気中の酸素や日光の紫外線などによる酸化から自らを守るため、抗酸化成分を豊富に備えていますが、ポリフェノールは植物の色素や苦味の成分として存在しています。
 ポリフェノールの中でもとくに、ぶどうの種子に含まれる「プロアントシアニジン」は、非常に強い抗酸化力をもっていて、「ポリフェノールの王様」ともいわれています。
 グルメで知られるフランス人は、肉やチーズなどの動物性脂肪の摂取が多いにも関わらず、ほかの欧米諸国に比べて、動脈硬化によって引き起こされる心臓病の死亡率が低い傾向があります。この矛盾は「フレンチパラドックス」と呼ばれ、フランス人が好んで飲む赤ワインがカギを握るといわれています。赤ワインに含まれているポリフェノールの抗酸化力が動脈硬化を予防し、心臓病を引き起こしにくくしていると考えられるのです。

 実際、ぶどう種子ポリフェノール(プロアントシアニジン)には、さまざまな効果が知られています。
 短期的な効果(1日)としては、血流改善・肩こり緩和効果※1が、中期的効果(1~4週間)では、消臭※2・疲労回復※3・むくみ抑制※4・脂質代謝改善・中性脂肪低下効果※5が、長期的効果では、美白(シミ改善)※6効果などが、臨床試験の結果で明らかになっています。

 そして最近、このぶどう種子ポリフェノールが、更年期症状の改善にも効果があることが明らかになりました。
 2013年10月18日、都内で開かれた『第5回アジア太平洋閉経学会会議(APMF)』において、東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 女性健康医学講座 准教授の寺内公一先生が『ブドウ種子由来プロアントシアニジンの更年期症状に対する効果について』と題した発表を行ったのです。
 それによると、更年期症状を有する40歳以上60歳未満の女性96名を対象に、1日200mg(高用量群)、100mg(低用量群)、もしくはプラセボのいずれかの試験食品を2か月間摂取してもらい、試験食品摂取前、摂取1カ月後、摂取2ヵ月後の3回に渡って評価。対象者も試験を行う側も、対象者がどのグループに属するのか試験終了まで分からない「二重盲検ランダム比較試験」を行いました。
 その結果、更年期症状を有する女性に対するブドウ種子由来プロアントシアニジン200mgの投与により、抑うつ・不安・不眠症状の改善と、収縮期血圧の低下がもたらされたことが明らかになったのです。抗酸化作用をもつポリフェノールは、更年期症状に対する有効な治療オプションとなりえると考えられます。
 なお、この発表は、同時開催の『第28回日本女性医学学会学術集会』において、優秀演題賞に選ばれ、表彰されました。

出典
※日本ヘモレオロジー学会誌,5(1),35-37(2002)
※2 Microbial Ecology in Health and Disease,13,25-31 2001
※3 New Food Industry,43,1-9 2001
※4 Food Style21 2006年5月号
※5 Food Style21 2003年12月号
※6 Phytotherapy Res.,18(11),895-899,2004

詳しくはこちら

更年期後の様々な深刻な症状