更年期は終わるのでしょうか?

イライラする女性
お悩み相談の回答


記事まとめ
●更年期の症状は人によって続く期間や強さが異なるが、ピークを越えて楽になる人もいる。
●日々の食事やサプリメントなどで、更年期を穏やかに過ごすためのケアを取り入れる方法も。
●手指の痛みや腫れが続く場合は、放置せず医療機関で相談することが大切。
●今ある不調に合わせて無理なく対処し、自分の心と体をいたわりながら過ごしたい。



ご相談内容

風さま(60歳)

更年期の症状を感じ始めてから15年以上になります。

イライラから始まり、ホットフラッシュ、めまいなど、今は指の痛みや腫れと、次から次へと出てきます。指の腫れなどは治らないというのを聞き、病院にも行けていません…。

更年期に終わりはあるのですか? 教えてください。よろしくお願いいたします。



回答

風さま、このたびは、お悩みをお寄せいただきありがとうございます!

更年期の症状を感じ始めてから、15年以上お悩みのご様子ですね。今は指の痛みや腫れもあるとのこと、大変おつらそうなご様子が伝わってきて心配いたしております。

更年期に終わりはあるのですか? とのご質問を頂戴しましたが、更年期に起こるさまざまな症状は、女性ホルモン(エストロゲン)がゆらぎながら乱高下する際に、自律神経の乱れと共に出やすいといわれています。

そのため、症状全般を一生感じ続けることはなく、実際に「症状のピークを越えて楽になった」という方のお話も多く伺っております。

一方で、「症状の強さ」や「感じる期間」については個人差が大きく、実際に風さまも15年以上お悩みのご様子が伺えるため、まずは今を穏やか過ごせるようにするための対処法を考えたいですね!

初めに「更年期の諸症状を緩和する効果が期待できる成分」をご紹介いたします。


大豆イソフラボンを補う

更年期特有の悩みは、女性ホルモン(エストロゲン)と似た作用をする大豆イソフラボンを摂ることで、緩和することが期待できます

大豆イソフラボンは豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品から摂ることができます。一日の摂取目安量の上限は、70~75mgといわれています。

具体的な食品で見てみると
・豆腐1/3丁(100g)で約20mg
・納豆1パック(50g)で約37mg
・豆乳コップ1杯(200ml)で約50mg
大豆イソフラボンが含まれています。

大豆イソフラボンは、日々コツコツと摂ることがおすすめです! 一定の量の大豆食品を毎日食べることが大変な場合には、サプリメントを活用されるのも良いと思います。
更年期に摂りたい成分:大豆イソフラボン 

ブドウ種子ポリフェノール(プロアントシアニジン)のイメージ



★ブドウ種子由来プロアントシアニジンを補う

「ポリフェノールの王様」とも呼ばれるブドウ種子ポリフェノール(プロアントシアニジン)は、その強い抗酸化力で、更年期症状(不眠、不安、疲労、ホットフラッシュなど)の緩和や、むくみやお肌の老化(シミ・しわ・たるみなど)予防にも効果があるといわれます。

プロアントシアニジンは「ブドウの皮や種の部分」に多く含まれているので、ブドウを丸ごと食べたり、サプリメントを活用して手軽に補うこともおすすめです。

上記2種の成分はいずれも、日本産婦人科学会の「診療ガイドライン」の補完代替医療となる成分に掲載されておりますので、安心してお試しいただけるかと思います。

また上記を一定期間お試しになられても効果が感じられない場合など、一度受診されてみることもおすすめします。


そして、風さまのお悩みの一つ「手指の症状」についても、そのまま放置すると進行して指の疼痛・変形が生じるほか、ものをつまんだり握ったりする機能の低下が起こる心配があります。また痛みがあると日常生活のモチベーションが低下し、何をするのも憂うつになってしまわれると思いますので、適切な処置を受けることで、風さまに少しでも快適な日々をお過ごしいただきたいと考えております。

以下、手の外科専門医の監修記事になりますので、ぜひご一読いただけると幸いです。
指が痛いのは更年期のせい?原因や対処法について解説!


受診先としては、手外科医のいる整形外科・形成外科、もしくは婦人科なのですが、更年期の指の症状への理解が深い方が望ましいため、「女性外来」や「更年期外来」の看板を掲げているところを探されるのも良いかと考えます。

婦人科の専門医を探される際のご参考といたしまして、日本女性医学学会認定の「女性ヘルスケア専門医リスト」をご紹介いたします。

下記ページより、お住まいの地域ごとの医療機関を検索いただくことができます。
日本女性医学学会ホームページ
※近隣の専門医・専門資格者を探そう、のなかからお住いの地域で検索ください


風さまの心身に現れている不調を「体からのSOS」と捉えて、大きな変化の波にさらされているお体をいたわることを第一優先に、どうかご自愛いただけるとうれしいです。

更年期症状には必ず終わりがありますので、今の心身に寄り添い、無理のないペースでお過ごしいただければと思っています。

私どもも引き続き、微力ながらサポートさせていただけたらうれしく思います。

気になったことはいつでもご連絡ください。
穏やかで健やかな日々を送れるよう、スタッフ一同応援しております!



<この記事を監修いただいた先生>

右田尚子

右田 尚子
キッコーマンニュートリケア・ジャパン(株)営業部所属 お客様担当
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